こちらは兵庫県立洲本高校 公式 同窓会ホームページです。

東京支部からこんにちは 東京支部長 近藤 和美

 洲本高校同窓会の皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
この度、同窓会では倉本昌明氏が会長職を勇退される旨報じられました。倉本会長におかれましては、洲高創立百周年の大事業を成功に導かれました事は申すに及ばず、私たち後輩の為に数々の功績を残されました。中でも東京支部の設立に関しましては力強いご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。これからも顧問として変わらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。また、後任会長に三根一乗氏をお迎えすることができましたことは誠に喜ばしく存じます。洲高創立百十周年を目前にして、一層のご活躍をお祈り申し上げます。

 さて、昨年十一月に、東京地区同窓会員の強い要望と同窓会本部・母校洲本高校並びに地元関係団体のご支援を得て、洲本高校同窓会東京支部(通称 東京洲高同窓会)が無事誕生いたしました。
 設立総会会場となりました東京霞ヶ関ビルのホールには、百三十八名の同窓会員の出席を得、ご来賓として本部役員の方々・現洲本高校校長並びに東京淡路会会長のご臨席を賜りご祝辞をいただきました。お蔭様で厳粛にして盛大な門出を祝うことができましたことを紙上を借りて改めてご報告とお礼を申し上げます。

 ところで、最近の我が国を取り巻く環境は、中・近東の紛争とテロ、そして朝鮮問題等、核と原油が見え隠れして、私達は常に不安にさらされています。
 かたや国内は、急速な少子高齢化で、一人の女性が生涯に産む子供の平均数を示す出生率が早くも一、三人を割ったと報じられました。人口減への危機感は我が国だけではなく、国連の発表によると、世界全人口の約四割に相当する国々が同じ問題に直面しているとのことです。淡路島も例外ではありません。平成になってから、東京とその近郷に住む同窓会員の平均卒業人数は、昭和四十年に比して約五分の一と大きく減少しております。この様な事実を乗り越えるべく、産業振興・社会基盤・福祉などあらゆる角度からの地域社会振興策が見直されようとしております。
 インターネットとデジタル機器で代表される最近の情報化の進展は目覚しいものがあります。 その波に乗り、東京支部地区に在住する千二百余名の同窓会員が、より親睦を深めながら一体となり、情報発信源として母校洲本高校ひいてはふるさと淡路島の一層の発展に少しでも寄与できれば幸いとするところです。